天下一閃

前回は、各社主要機種を取り上げましたが、

今回は大一の天下一閃を取り上げたいと思います。

タイプは1種2種のようです。

現時点では、導入が始まっているようですが、小数台設置のようなので、

近隣では直営店でしかまだ設置されていないような状況です。

遠方まで行かないと、なかなか遊技できないレア台かもしれません。

遊び方については、メーカー公式サイト 大一ジャーナル をご覧下さい。

 

%e5%a4%a9%e4%b8%8b%e4%b8%80%e9%96%83%e6%ad%a3%e9%9d%a2

当サイトでは、技術的な面を踏み込んでウォッチしていきたいと思います。

以前、アレトロンを取り上げましたが、盤面構成が似ていますね。

上部の入口を通過させ、下部の入賞口へ入賞すると右打ちとなる。

そして、右部のは大きさセグが二つ。ラウンド数とカウント数を表示する。

これらの大筋な流れは、アレトロンと似ていると言って良いでしょう。

では、その中身について、順を追って見ていきましょう。

%e5%a4%a9%e4%b8%8b%e4%b8%80%e9%96%83_%e5%b7%a6%e6%89%93%e3%81%a1%e6%b5%81%e3%82%8c

アレトロンと同じ要領で、まずは(一)中央のINの部分を狙います。

なかなか入らないと思いますが、ひょっこり入る場合もあるようです。

INへ入った球は、上段の(二)回転体を通り、その奥にある赤い水車のような溝へ通ると、中段部へ落ちます。

ここでは球が通る溝の大きさも動きも等分のようなので、

溝は、透明→透明→赤 の流れで動いており、この通過率は純粋に3分の1のようです。

回転体を突破した球は中段部の(三)クルーンへ落ちます。

ここは穴が一つしかありませんので、分岐はなく、球は全て下段へ落ちます。

そして、下段の中央で常時動いている(四)ミラーボールのような回転物に球がぶつかると、

キャタピラのような形状で弾かれて、下段内のステージ上で球があちらこちらへ弾き飛びます。

ここでの球の動きは、かなりのランダム性があり焦らされます。

すんなりと中央の排出部へ球が落ちるケースは少ないようです。

その間、戦国時代をほうふつさせるほら貝や太鼓の音を交え、戦国武将の掛け声が入ります。

このサウンドはなかなか良いアクセントとなっています。

そして、球が中央の排出部(五)を突破すると、ドビュビューーン!!

「敵将打ち取ったりー!!」

と音声が流れます。

この瞬間は、デジパチには無い興奮があると思います。

上部の回転体の左下の排出部もそうですが、

下段排出部の左・中・右には、いずれも通過センサのような物が見受けられます。

これは入賞検知スイッチというよりは、球が排出された事を検知する不正検出の機能と、

演出切替用の用途があると思います。

中央部の排出の下には、入賞口があり、これが始動口で即小当たり作動となるようです。

ここで、中央へ入賞した直後に、クルーン内の別の残り玉が再び中央部の排出へ行っても、

当たりは無効となるようです。これは特図1の入賞受付の契機が客待ち中のみで、

つまり、特図1の保留がゼロという事になるかと思います。

小当たりが作動して右打ちになると、

「右打ちでVを討ちとれ~!!」

とのアナウンスがリピートされます。

その後、右下部のスライドアタッカーが短開放で複数回開放します。

開放時間が極小の短開放ですが、打ち出した球の殆どがこのスライドアタッカー上を通過するので、

数回の短開放において、数発はアタッカー内へこぼれ落ちるように入賞する機構のようです。

アナウンスが開始されてから、ゆっくりと打ち出しを開始しても、

まず取りこぼしは無いような開放動作となっていると思います。

スライドアタッカーが作動する際、アタッカー内の貯留装置の凹が、貯留位置の上部へ90度程動きます。

1発目が貯留する仕組みのようなので、1発でも入賞すればVとなる仕組みです。

%e5%a4%a9%e4%b8%8b%e4%b8%80%e9%96%83_%e8%b2%af%e7%8e%89%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

複数回の開放をした後に、

「放て~!!」

の音声があり、このタイミングで貯留装置凹が右のVの方へ90度程回転をして、V入賞を促します。

こうしてVとなった時点で、ラウンドセグが「2」(2R)を表示して、

下部のアタッカーが開放し、「16」までラウンドが続き、実質15分の出玉を獲得します。

こうした態様は、アレトロンと類似していると思います。

大当たりの獲得をした後には、時短状態(99回)に突入し、

右上部のゲートを通過すると、スライドアタッカーを通過した後の左にあるポケット状のような普電に球が拾われ、

特図2の変動~小当たり作動があります。

この小当たりに関しては、V入賞しない小当たりも含まれているようで、それでV率を吸収しているようです。

時短中はBGMも変化し、武将のかけ声も

「全軍かかれー!!」

と、戦のムード全開です。

2回目のV通過後は、

「祭りじゃー!!」

と、なんだか某メーカーの戦国パチンコの雰囲気が出ています。

ずいぶんと、音声の話をしましたが、

大当たり中に、オーバー入賞した球を、

「○つ!!」(1つ、2つ、3つ、、、)

と、この戦国武将が音声でカウントしてくれます。

右打ち獲得は、打ち方次第では、オーバー入賞率を高める事ができるので、

こうした音声も、また一興ですね。

2回目の大当たりを消化すると、非時短状態となり、2回1セットの大当たり消化は終了し、

「なかなかやりよる。」

と通常状態に戻ります。

本機は、音声が少な目のシンプルモードと、音声が賑やか目の合戦モードがボタン選択できるようです。

気分によって、モードを変えて楽しみましょう。

出玉は2回1セットで、約4500個程度のようなので、

初当たり発生率を1/12とした場合、

はやり250玉使って1発はINに通したいといったところでしょうか。

その点を踏まえ、ボーダーラインを考慮しておくのと、

その他に大事な点をおさらいすると、

INに入ったら即止め打ち

右打ちが開始されたら、落ち着いて打ち出しを開始する。(パンク注意)

オーバー入賞を狙ってみる

こんなところでしょうか。

今回もちょっと希少な機械をウォッチしてみました。

次回もお楽しみに。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA